街乗りから始めよう!ライディングを“ちょっとだけ”スケールアップする12ヶ月 (2)「○○沿線」を飛び出そう

小田急沿線で長いこと暮らしていると、すっかり「小田急ナイズ」されるというか、なんとなく「小田急っぽさ」が肌にまとわりつくようになります(クルマしか乗らない人には当てはまらないと思いますが)。そして、同じ市内でも、別の路線沿いは文化圏が違うとすら思います。

実際、これほど放射状に鉄道が発達している東京とその近郊においても、東西に走る各路線を南北につなぐ交通機関は貧弱です。それだけ、こと首都圏においては、人々の生活圏が(行政区域に加え)鉄道路線に依存しているのでしょう。

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鶴川駅近くの小田急線。ロマンスカーとESCAPE AIRをいっしょに撮ってみましたが、ロマンスカーが歪んでしまいました。

ここから、鶴見川を下って行きます。鶴見川を下れば、東急田園都市線にぶつかります。とにかくそこまで走ってみようというわけです。

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街中を流れる鶴見川。

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でも、思いのほかのどかな感じがします。そして視線の向こうに、何か大きな構造物が。

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その構造物をくぐって、振り返ったところ。東名高速道路の青葉インターチェンジと国道246号を結ぶ車路です。

そして目の前には、鶴見川をまたぐ鉄橋が。

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東急田園都市線……ですが、やってきたのが東武の電車なので、なんかへんな感じ。

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はい、今度はちゃんと?東急の電車です。この写真の左側が、市ケ尾駅になります。

田園都市線は1960年代の開業で、比較的新しい街があるので、なんとなく整った印象があります。ただ、坂の上ばかり開発されて、川沿いの平地には農地がたくさん残っているというのも、ちょっと不思議な感じがします。やっぱりみんな「山の手」がいいんでしょうか。山林のほうが開発しやすかったのかもしれませんね。

ともかく、小田急沿線から田園都市線沿線に来てしまったのだから、クロスバイクに乗りはじめた頃の私にとっては「思えば遠くに来たもんだ」という感じでした。実際に地図で確かめてみると、距離も近けりゃ平均速度も大したことなくて「なーんだ」と思ったものですが……そうやって、地続きの感覚が少しずつ広がっていくのは、楽しい経験です。

クロスバイクに乗りはじめたばかりのみなさんも、中央線から京王線へ、西部新宿線から池袋線へ、京阪から川向うの阪急京都線へ……と、ひとつ向こうの街をのぞいてみてはいかがでしょうか。